一般社団法人日本サウナ・温冷浴総合研究所(日本サウナ総研、千葉県船橋市、立花玲二代表)は5月20日、同総研が2017年から実施している「日本のサウナ実態調査」の調査、分析結果を発表した。これによると日本のサウナ愛好家人口(推計)は約1779万人で、前年より100万人ほど増加した。一方で、月に1回以上利用する、ミドル、ヘビーユーザー層は減少した。
調査は今年3月に全国の18~69歳の男女1万人を対象に実施。推計人口については各年の総務省統計局人口推計を用いたウエイトバックを行った。サウナ利用者は、「年に1回以上サウナに入る人」「月に1回以上サウナに入る人」「月に4回以上サウナに入る人」をそれぞれ「ライトサウナー」「ミドルサウナー」「ヘビーサウナー」と区分して調査・推計した。
調査によると、全体人口とライトユーザーはそれぞれ、1681万人から1779万人に、845万人から1128万人に増加したものの、ヘビーユーザーは287万人から219万人、ミドルユーザーは548万人から431万人にそれぞれ減少。「いずれの層もコロナ前の2020年までには復調していない」と同総研。
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