作業の無地化で人件費節約
喫煙ブース「SMOKE POINT(スモークポイント)」などを提供しているFujitaka(フジタカコーポレーション)は、コロナ禍の検温ニーズを受けて「検温ゲートシステム」の提案を強化している。
このシステムは、入退場ゲートに、サーモグラフィーカメラを組み合わせたもの。利用者は、ゲート通過前に検温を行い、警報体温以下と認識された場合のみ入場が可能となる。また、マスク着用の有無もチェックし、施設内へのマスク未着用の人を通さない。
「検温作業の無人化による人件費の節約と、非接触のため従業員の感染リスクを低減できる」と同社ではアピール。また、配管工事がいらない鉄板スロープによる据え置きタイプなので、設置場所は簡単に移動可能。併せて、既設の検温器との連動も可能だ。コロナ収束後は、防犯セキュリティの強化が図れる顔認証端末として利用できる。
優れた耐候性に加え、スタイリッシュなデザインも特徴。「ゲートは施設の顔。全てのお客さまが最初に通る場所だからこそデザイン性も重視した」と同社。ボディ中央のアクリルウインドウを透かし、透明感を打ち出した。本体幅はスリムなため、エントランススペースを有効に活用できる。
音声、ランプによるアナウンス機能は、最大7種まで設定が可能。ICカードや、バーコードなどのチケットリーダーにも対応するほか、オプションでパネルディスプレイを搭載できる。
ほかにも、バリアフリー対応や、回転アーム式、置くだけで簡単に設置できるゲートなどにも対応可能という。
検温ゲート