【観国之光 416】5類への移行 観光業の真価問われる  本社論説委員 内井高弘


感染症法上の「5類」移行で人々の旅行意欲は一層高まりそうだ(横浜で)

 新型コロナウイルスを取り巻く環境が変わる。感染症法上の位置付けが5日、季節性インフルエンザと同じ「5類」になった。これに先立ち、世界保健機関(WHO)も緊急事態宣言の終了を発表。長期に及んだコロナ対策は大きな節目を迎えた。

 ただ、5類に移行したといってもコロナウイルスが消えたわけではない。依然として感染者、死者は出ており、年齢や健康状態によっては生命を脅かされる危険性は残っている。油断せず、これまで以上に感染防止や健康管理に注意したい。

 観光業界にはどんな影響が出るだろうか。すでにマスク着用は個人の判断となり、水際対策も撤廃されている。旅館・ホテル関係者は「5類移行はゴールデンウイーク(GW)前の実施がベストだったが、それはともかく、大きな区切りとなることは間違いない」と話す。

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