新年度(2023年度)がスタートした。昨年のいまごろは、まん延防止等重点措置が全国的に解除され人の動きが活発になってきたものの、新型コロナウイルスの新規感染者の減り方は鈍り、岸田文雄首相は「一部でリバウンドが起こっている」との認識を示していた。
新型コロナの感染法上の位置付けは5月8日から現在の「2類」相当から、季節性インフルエンザと同様の「5類」に移行。マスク着用も個人の判断に委ねられるなど、コロナ禍はピークを過ぎた感がある。
しかし、感染者がゼロになったわけではない。東京都は9日、新たな感染者956人を確認したと発表。1週間平均の新規感染者数は同日時点で1062.9人で、前の週に比べて125.1%。都内の累計患者数は434万人7291人となっている。
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