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忘新年会のシーズンを迎えるが、需要は回復するのだろうか(写真と本文は関係ありません)
新型コロナウイルスの流行から3度目の冬。これから忘新年会シーズンを迎えるが、観光業界には期待と不安が入り交じる。行動制限が緩和され、需要が増えるのではないかという期待と、感染第8波への不安だ。
15日、鳥取県米子市の皆生温泉関係者が市役所を訪れ、忘新年会は「ぜひ地元で」と利用を呼び掛けた。地元テレビ局によると、旅館組合の伊坂明組合長は「第8波というのも心配になってきていますので、人数は制限したり今まで通りの感染予防をしながら宴会・食事を楽しんでいただきたい」と話した。
長野県千曲市は15日、忘新年会シーズンに27の宿泊施設で使える「月の都ちくま割(忘新年会プラン)」をスタート。1人5千円以上の宿泊、または日帰りで利用すると1500円が割り引きされる。1月末まで実施。
静岡県沼津市は9月から、年末年始の忘新年会などの団体旅行に対し、1人当たり1万円補助している。市内に営業所や事業所を置く旅行会社15社が企画した、8人以上の団体旅行が対象で、旅行1回当たり最大30万円を旅行会社に補助する。「旅行会社によっては使い切っているところもあるが、まだ余裕はある」(観光戦略課)という。
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