
救急救助、応急救護訓練を視察する岸田首相(右)=首相官邸HPから
過ぎてしまったが、9月1日は「防災の日」だった。99年前に関東大震災が起きた日である。
今年もというか、全国のどこかで記録的豪雨による洪水や浸水、土砂災害が起こり、命や家屋などが失われている。災害列島に生きていることを自覚し、命をどうやって守るか、備え、対策を再確認した人もいたのではないだろうか。
新型コロナウイルスの感染防止のため、防災訓練を中止したり、規模を縮小する自治体も多かったようだ。仕方のないことだが、その中にあって旅館・ホテルは人の命を預かる商売だけに、災害に対する備えに怠りがあってはいけない。
NHKによると、防災の日を前に、子安峡温泉(秋田県湯沢市)では、旅館・ホテルの女将たちが防災訓練を行い、避難誘導の手順などを確認した。
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