【観国之光 384】宇宙旅行 実現へ環境整備着々 本社論説委員 内井高弘


宇宙のまちづくりを掲げる北海道大樹町の北海道スペースポート(町のHPから)

 BA.5、ケンタウロス、サル痘…と、うんざりするほどウイルスの話題に事欠かない。夏の観光シーズンが最盛期を迎えている中、足を引っ張らなければいいが、と願うばかりだ。

 コロナ禍による行動制限の反動もあってか、人々の旅への意欲はことのほか強いように感じる。どんな旅をするかは人それぞれだが、究極の旅といえるのが宇宙旅行ではないか。

 これまで宇宙に行った日本人は14人。第1号は秋山豊寛さん(当時TBS社員)で、1990年12月のこと。民間人では衣料通販大手ゾゾ創業者の前澤友作さんら2人が初めてとなった。

 前澤さんらは2021年12月、ロシアの宇宙船ソユーズに搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)に12日間滞在した。宇宙飛行士の資格を持たない民間人の宇宙旅行時代の幕開けともいわれたが、費用は100億円ともいわれ、「億万長者だけがかなえられる夢」と冷めた意見も多かった記憶がある。

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