【観国之光 379】梅雨明け、夏旅行本番 “暑さ”対策も課題に 本社論説委員 内井高弘


コロナ禍の時は閑散としていた羽田空港も今では多くの人でにぎわう(6月下旬)

 気象庁は6月27日、九州南部、東海、関東甲信で梅雨明けしたとみられると発表した。関東甲信は統計がある1951年以降、最も早い梅雨明けとなった。梅雨の期間はなるだけ短い方がいいが、それも程度ものだ。

 6月27日現在、東京都心では6月としては観測史上初となる3日連続の猛暑日を記録。短い梅雨の後は猛暑が長引く見通しで、あまりに暑いと人の動きも鈍くなりがち。観光業にとってはあまりありがたくない現象といえる。

 とはいえ、梅雨が明けると夏本番。旅行シーズンの幕開けだ。新型コロナウイルスの感染者は依然として出ているが一時期の勢いはない。新たな観光振興策「全国旅行支援」も近く始まり、インバウンドの受け入れも再開されている。観光を取り巻く環境は好転しつつある。

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