
地域の伝統料理、歴史、文化などを発信する機会になると期待されるガストロノミーツーリズム(写真はONSEN・ガストロノミーツーリズム)
「ガストロノミーツーリズム」―地域を巡り、その土地の気候風土が生んだ食材や伝統、歴史などによって生まれた食文化を楽しむ旅を意味する。ニューツーリズムの一つとして関心が高まっている。
国連世界観光機関(UNWTO)は、食と観光の連携による地域の文化、経済振興をサポートするため、各国持ち回りで「ガストロノミーツーリズム世界フォーラム」を開いているが、7回目となる同フォーラムが来年、日本で初めて開催されることとなった。
場所は奈良県で、6月13~15日、県コンベンションセンター(奈良市)を主会場に開催される。主な出席者は各国観光大臣級および政府関係者、観光関連事業者、自治体・教育関係者、シェフなど、国内外から600人(延べ1800人)程度が参加する予定。
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