本部機能をリリース
JRグループの鉄道情報システム(JRシステム)が提供する「らく通with」は、宿泊施設向けのエージェント(旅行会社、予約サイト)の予約、在庫、料金を一元管理できるサイトコントローラー。シンプルで使いやすい操作画面が好評。安価な月額固定料金でコストパフォーマンスに優れており、大手チェーンホテルでも利用されている。
定期的に機能面の充実を図っておりこの8月には、複数の宿泊施設を運営するグループ施設本部向けに「らく通with 本部機能」をリリースした。本部機能専用画面により、いつでもどこでも利用が可能であり、特徴は運営施設の予約、在庫、料金情報、アラートやお知らせまでを一つの画面でまとめて確認できる点にある。それまでは本部担当が、各施設のらく通にその都度ログインしてから状況を確認していたが、その手間を大幅に軽減できる。
また、運営施設の電話予約を登録できる機能もあり、予約は運営施設を横断して検索できるため、予約センターなども活用できる。新機能は、らく通の有償オプションとなるため「詳しい機能内容、料金はらく通販売窓口まで問い合わせてほしい」とJRシステム。
同社では7月から、要望が多かったらく通サポートセンターの営業時間を延長した。これまでは毎日午前9時から午後6時までだったが平日の営業時間を午後9時までとした。これにより夕方からの勤務の人も問い合わせがしやすくなった。「サポートセンターは、いつでもつながりやすく、親切かつ丁寧と評価されている。引き続きご満足いただけるようしっかりと対応していく」と同社。
本部機能イメージ図