
らく通withの在庫管理画面
予約情報検索など機能向上
JRグループの鉄道情報システム(JRシステム)が提供する「らく通with」は、宿泊施設向けの旅行会社、予約サイト(OTA)の予約、在庫、料金を一元管理できるサイトコントローラー。利用者アンケートや、サポートセンターへの問い合わせなどの改善要望を集約し、定期的に製品に反映している。この8月下旬からは、検索や確認作業の手間を軽減するため、より便利に、かつ使いやすい画面へバージョンアップする。
その一つが予約情報の検索項目の追加だ。予約サイトの商品プラン名キーワード検索、室タイプ検索、予約メモ有無検索などが新たにできるようになる。「GoToトラベル商品プランの予約検索など、宿泊施設が見たい情報をピンポイント、かつスピーディーに確認できるようになる」と同社。併せて、在庫管理画面から予約一覧を表示できるようにする。「在庫管理画面の販売数をクリックすることで、予約管理画面へ遷移しなくても、当該日の予約一覧を確認できる」という。
ほかにも、予約データCSV出力機能の改善なども行う予定だ。
同社では現在、新規導入キャンペーンを実施している。「来月9月まで大変お得に導入できる。らく通営業担当がオンラインデモも行う」と同社。詳細は、らく通販売窓口まで問い合わせてほしいという。
らく通withは、JRの「みどりの窓口」の予約販売システムを開発、運営する同社の技術力を強みに、宿泊施設の予約、在庫の一元管理システムとして展開。利用料金は月額9800円からの固定料金制。予約サイトの従量料金は一切ない。また、365日対応のサポート体制の充実も特徴だ。
らく通withの在庫管理画面
▷らく通with【 JRシステムの送客通知端末・サイトコントローラー】