
「高知城へ夜さ来い!」天守プロジェクションマッピング(イメージ)
高知の夜を彩るイベント「NAKED夜まつり高知城」が1日、高知市の高知城、高知公園でスタートした。主催は「連続テレビ小説を生かした博覧会推進協議会」。高知城天守のプロジェクションマッピングや高知を代表する祭り「よさこい」の鳴子を利用した演出、並木道のライトアップなど、高知の魅力を生かした夜の観光コンテンツが楽しめる。期間は2024年1月14日まで。
プロジェクションマッピングをはじめテクノロジーを生かしたさまざまな作品で、海外でも活躍しているクリエイティブカンパニー、NAKED’INC.(ネイキッド、東京都渋谷区)が企画、演出を手掛けている。
「高知城へ夜さ来い!」天守プロジェクションマッピングは、高さ18.5メートルの高知城天守を光や映像が包み込む。よさこいの演舞をはじめ、高知県の文化などが次々と天守に表現される。周辺の石垣や木々のライトアップとも連動し、高知城、高知公園全体を生かした演出が見どころとなっている。
鳴子トンネルは、よさこいに欠かせない鳴子が主役で、風に揺られる鳴子と、にぎやかなよさこいの音楽、ライトアップが魅力の体験型アート空間。利用する700個の鳴子の一部は、家庭から寄贈された鳴子を再利用している。イベントの終了後は、県外の学校や海外の祭りで活用してもらう。
仁淀ブルーライトアップは、清流の美しさが「仁淀ブルー」と呼ばれる仁淀川の青をイメージしてイチョウ並木をライトアップ。水面を進むように波打つライトで染められた並木道と、蛍をイメージした細かな光が幻想的な世界観を演出する。
開催時間は各日午後6時から午後9時30分まで。最終入場は午後9時。
入場料(税込み)は、会場で購入した場合、大人千円、中・高校生700円、小学生500円。未就学児は無料。事前購入や団体には割引料金の設定がある。
また、「NAKED夜まつり高知城」と連動し、高知県内の各地で開催されるイルミネーション・イベントを周遊してもらう「高知光のフェスタ2023」GPSモバイルスタンプラリーも開催されている。14市町村の19イベントが対象。各イベントのデジタルスタンプをためると、集めた数に応じて特産品のギフトクーポンが抽選で当たる。
「高知城へ夜さ来い!」天守プロジェクションマッピング(イメージ)