福島県観光物産交流協会はこのほど、同県観光物産館で取り扱う商品の2023年度売り上げランキングを発表した。食品の部は黒潮海苔店（南相馬市）の「寿司（すし）はね」が1位に輝いた。
寿司はねは、すし屋向けに作られた上質な国産の焼きのりのうち、傷などの外観の理由から「ハネた」のりのこと。「味、香り、艶ともに一級品ののりをお得な価格でお楽しみいただける」。
2位は阿部留商店（福島市飯坂温泉）の「元祖ラヂウム玉子」。日本で初めてラジウムが確認されたという飯坂温泉で作られる温泉卵。同店の2代目が飯坂温泉名物として開発した。選び抜いたラヂウム玉子専用の鶏卵を使用している。
3位は会津小林（会津坂下町）の「国産馬刺しモモ」。福島県は会津地方で馬肉が生産され、その出荷量は全国2位を誇る。商品は柔らかく上品な味わいの赤身の馬刺しに辛子にんにくみそを付けて食べる。
