栃木県内の魅力を学び、県の良さを発信できる小学生を育成する「県子ども観光大使」の第11期養成講座が6月2日から始まる。主催は県内の小学校教諭らで組織する実行委員会。
子ども観光大使に認定されるには、(1)年間15会場の講座のうち、3回以上参加(2)観光俳句、観光はがき、観光動画のいずれかで県の良さを発信(3)検定に合格する―を満たすのが条件となる。(3)については、講座にちなんだ問題が3問出され、2問以上正解すると合格となる。
今年度は来年2月まで、県内17カ所で開講。例えば、6月30日にあしかがフラワーパーク(足利市)で開催される講座は「奇跡の大藤を体感しよう」と題し、足利フラワーリゾートの早川公一郎社長らが講師を務める。受講料は400円。
定員は各15人程度で、原則保護者同伴。観光大使登録料として初回参加時に500円を徴収するほか、保険代(100円)や実費として料金がかかる場合もある。
講座の中には宇都宮ライトレールの基地見学もある