
千葉県南房総市白浜地区の夏の風物詩「南房総白浜海女まつり」が7月20、21日、白浜町の野島埼灯台前広場などで開催される。今年は60回目の記念開催となり、能登半島地震復興支援イベントも関連して実施する=写真はポスター、実行委のHPから。
新型コロナ禍の影響で中止が続き、昨年は4年ぶりの開催となった。
最大の見どころは海女たちが松明(たいまつ)をもって夜の海を泳ぐ「海女の大夜泳」。厳島神社のご神体である弁財天に海の安全と豊穣の祈りを捧げるとともに、海で犠牲になった人たちを供養する祭りだ。「ちば文化遺産」にも選ばれている。このほか、郷土民謡白浜音頭総踊り、龍神の舞、打ち上げ花火などが行われる。
同時に開催している「まるグル」(今年はパート1が13~15日、パート2は20~21日)を、「能登半島復興支援イベントまるグル’24南房総」と題し、NPO法人まるごみJAPANを中心に、輪島塗職人や輪島の海女を招いたイベントを5日間実施する。
問い合わせは海女まつり実行委員会、TEL0470(44)3581。