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総務省が2月に発表した2024年家計調査で、「すし(外食)」の1世帯あたりの支出額が全国1位になった富山市。観光客誘致につなげようと、「すしのまち」としての魅力向上に力を入れている。
23年12月に「すしのまち とやま」事業を立ち上げ、SNS(X・インスタグラム)を中心に国内観光客向けの情報発信をスタート。キャッチコピー「暖簾をくぐるって、小さな冒険だと思う。」「ます寿しは、百年以上推されている押しずしです。」を掲げ、市内のすし店や名産品「ますずし」の魅力発信に努めてきた。
今年度は、富山ガラス工房と連携したガラス製すし制作体験の発信や、富山ます寿し協同組合との「ますずし食べ比べ」企画を実施。また、富山駅構内や市内循環バスでデジタルサイネージ広告を展開するなど、観光客への訴求を強化した。
今年1月には、市内のすし職人が魅力を語るPR動画を公開。併せて、首都圏から訪れた女性客が富山のすし文化を巡る「女子旅編」=写真=も制作した。富山弁で「新鮮な」を意味する「きときと」を使った「ますます、きときと。」というキャッチフレーズで食文化の魅力をアピールしている。
今後も、首都圏や県外に向けてすし文化に関連するコンテンツを発信し、さらなる誘客を目指す。旬を迎えたホタルイカがのったすしもこの地ならではの味覚。富山市に足を運び、その味を堪能してみては。
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