【観光トピック】高島市でスタンプラリー 滋賀県


TAKAMATSU ORNE(タカマツ オルネ)の外観イメージ

 高松市の高松港エリアに新たな施設の建設が進められている。JR高松駅北側に新たな駅ビル「TAKAMATSU ORNE(タカマツオルネ)」が2024年3月に開業予定。さらに、スポーツやコンサート、展示会などに利用できる多目的アリーナ「あなぶきアリーナ香川(香川県立アリーナ)」が25年3月にオープンする予定。四国・香川の玄関口、にぎわい・交流の拠点に新たな魅力が加わる。

 タカマツオルネは、敷地面積が約5200平方メートル。延べ床面積は商業棟が約1万70平方メートル、駐車場棟が約5460平方メートル。商業棟では地上4階で約70店舗が入店する予定。建物の外観は瀬戸内海の穏やかな海のゆらぎをイメージし、外壁には島々を表現する。4月に決定した施設の名称は、西日本で「いる」を「おる」と言うことに由来している。

 あなぶきアリーナ香川は、瀬戸内海、街の景観にマッチした1枚の大きな屋根でメインアリーナ、サブアリーナ、武道施設をつなぐ外観が特徴。メインアリーナの固定席は中四国最大級の5024席で、イベントの形態に合わせて移動式可動席を配置でき、最大収容人数は1万人。室内競技の国際大会やトップアーティストのコンサートから、国際会議、展示会などのMICEまで、スポーツ、文化、ビジネスの交流拠点となる。

 高松港エリアは、これらの新施設を交えて、歴史や文化を体感できるスポットの散策が魅力だ。

 国指定史跡の「高松城跡 玉藻公園」は、かつての讃岐国領主・生駒家、高松藩主・松平家の居城だった高松城の跡地を整備した公園。高松城は、瀬戸内海の海水を引き込み、日本三大水城の一つとして知られ、園内には月見櫓、披雲閣などの国の重要文化財も多い。22年には、戦時中の空襲で焼失した桜御門が再建された。

 香川県立ミュージアムは、歴史博物館と美術館の機能を併せ持つ総合施設。香川県の歴史を大型の展示物や映像で紹介しているほか、弘法大師空海の資料、高松松平家の資料、イサム・ノグチなど香川にゆかりのある作家の美術作品などを展示している。

 さらに足を延ばせば、国指定の特別名勝「栗林公園」がある。広さ約75ヘクタールに及ぶ国内最大の文化財庭園。紫雲山を背景として、六つの池、13の築山、約1400本の松、奇岩・怪石などが巧みに配置されている。公園内の南湖は和船で遊覧できる。


TAKAMATSU ORNE(タカマツ オルネ)の外観イメージ

 
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