【直販を増やす】デジタルマーケティングトレンド67 松本慶大


 2023年も終わりになるが、コロナで苦しんだ宿泊業界は、インバウンドの急回復により、毎月、過去最高益を更新している宿泊施設もある。インバウンドは伸びしろがある市場だが、改めて日本人の旅行市場を振り返り、来年の取り組みに参考にしていただきたい。

 「Think with Google」において、Google Japan(グーグル・ジャパン)が国内3万人を対象に旅行に関する意識や動向の調査結果を紹介していた。国内旅行に求める要素はどう変わったのか。23年の旅行動向の振り返りとして七つのポイントがある。

 (1)余計な心配をせずに癒やされたい
 (2)予算に見合った体験に出会いたい
 (3)SNSや作品で見た場所を追体験したい
 (4)極力疲れずに過ごしたい
 (5)サポートが充実した環境で旅を満喫したい
 (6)静かで落ち着いた観光スポットで過ごしたい
 (7)日常にはない新しい刺激を取り入れたい

 この七つのポイントは旅行形態により、どの要素をより求めるか異なる。一人旅は「サポートが充実した環境で旅を満喫したい」、家族旅行は「極力疲れずに過ごしたい」、配偶者・パートナー旅は「静かで落ち着いた観光スポットで過ごしたい」、友人旅は「SNSや作品で見た場所を追体験したい」「日常にはない新しい刺激を取り入れたい」を重視する傾向があるようだ。

 デジタルマーケティングにおいては、集客したいターゲットのインサイトをくみ取り、寄り添った対応をSNSやサイトのコンテンツとして紹介していくことが重要だ。

 これはGoogle(グーグル)が発表した23年8月以降のアルゴリズムアップデート「Helpful Content Update」への対応にも関連する。ユーザーに役立つコンテンツ(ユーザーファーストなコンテンツ)を高評価、上位表示する一方で、ユーザーの役に立たない、検索エンジンからのトラフィックの獲得だけを目的とした低品質なコンテンツの評価を下げるためのアップデートだ。

 お客さまに寄り添った結果、満足度を高め、高評価のクチコミを獲得する。リアルとデジタルを融合させ、地道な努力を積み重ねることで「勝ち筋」をつくれると思う。

 (コレリーアンドアトラクト代表取締役) 

 
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