
跡見学園女子大学
無料で開講(都内に在住または在勤している人対象)
跡見学園女子大学(跡見女子大、小仲信孝学長)はこのほど、観光産業の人材育成と基礎的知識の習得を行う「観光経営人材育成講座」を開講している。主題は「コロナ禍での観光の未来を考える:インバウンドのセカンドステージでの課題と人材育成~防災、自転車、島嶼、ジェンダー、異文化理解、ハラール対応~」で、現在は11~12月に開く第2講座、来年1月に開く第3講座の募集をしている(各講座4回)。定員は50人(先着順)で、受講料は無料。対象は、観光関連事業などに従事(予定を含む)し、都内に在住または在勤している人。講座はオンラインを活用して実施する。募集期間は、第2講座が10月31日(火)、第3講座が2024年1月9日(火)まで。
都市、地域、離島、台湾からの視点(第2講座)
11月14日から開催する第2講座は、「広がる観光―都市、地域、離島、台湾からの視点を例に―」と題し、四つの講演で展開。「都市観光のヒントを探る―文化・ジェンダー・地元愛」(11月14日)でイタリア・ナポリの都市観光の現状や東京におけるナイトタイムエコノミー、「産官学の地域連携の今後」(11月30日)で東京ドームと同施設、跡見学園が所在する東京都文京区の取り組み、「離島における観光拠点形成:海士町における取り組み」(12月7日)で島根県隠岐諸島海士町におけるユニークなホテル展開、「働き方の変化と観光―台湾からの旅行者の動向や日本の旅行者との比較を中心に―」(12月21日)で台湾からのインバウンドの動向を中心に講義する。
インバウンド観光とムスリムのハラール文化対応(第3講座)
来年1月16日から開催する第3講座は、二つのプログラムを設定。第1プログラム「インバウンドとムスリム対応」は「食のハラールと初期投資不要のムスリム対応の基礎」(1月16日)、「ハラール対応のその先へ―イスラーム的観光をめぐる伝統と最先端を探る―」「ハラールサプライチェーン」(1月18日)の二つの講演。第2プログラム「ハラールビジネスの新しい展開」も「日本のレストランのムスリム対応の現状と課題」(1月23日)、「イスラーム食品市場への輸出・進出」(1月25日)など二つの講演で多様なハラール対応を学んでもらう。
観光経営人材育成講座について
観光経営人材育成講座は、東京都が実施する「大学等と連携した観光経営人材育成事業」に跡見女子大が連携先として採択され、実施するもの。同事業は観光関連事業者の経営力向上を図り、観光産業の活性化につなげることが目的。同事業を通じて経営の視点からサービスを提供できる人材の輩出につなげるなど、東京都と大学が連携して、観光関連事業に従事する人に向けた新しい教育プログラムの開発などを支援している。
跡見女子大は、ウィズ・アフターコロナ期でのインバウンド再訪時の観光を見据え、ジェンダー、異文化理解、ハラールなど、多様な宗教、文化、習慣に対応できる能力を備え、今後の観光産業活性化への戦略を考えられる観光経営人材の育成を目的に開講。
講座は「コロナ禍での観光の未来を考える:インバウンドのセカンドステージでの課題と人材育成~防災、自転車、島嶼、ジェンダー、異文化理解、ハラール対応~」が主題。
■跡見女子大 観光経営人材育成講座内容について
https://www.atomi.ac.jp/univ/activity/detail/10443/
※講座内容の詳細を掲載(各回テーマ・授業概要、日程、講師など)
申し込み方法・講座内容等詳細について
■申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdyVq_OWesZ3El2ONMFMCfkeJtsRpICRnXUUgTxBS8obGuH2Q/viewform
■問い合わせ先
メールは、跡見学園女子大学 観光経営人材育成講座運営事務局行き
跡見学園女子大学