自動残留塩素管理装置
レジオネラ属菌対策に詳しいアクアスでは、自動残留塩素管理装置「アクアスレジスパRIC―SA2」を提案。「低コストのうえ、手間をかけずに管理できる」と旅館・ホテルをはじめとする温浴施設にアピールする。
浴槽水における残留塩素濃度は、入浴客の増減、湯の入れ替え、水質の変化などの影響で大幅に変動する。そのため、入浴客の多い肝心な時に残留塩素濃度が不足したり、また、残留塩素を常時維持させるために注入量を増やし過ぎて湯の快適性を損なったり、といった問題が指摘されている。
アクアスレジスパRIC―SA2は、残留塩素濃度を常に監視し、注入ポンプを制御して適切な残留塩素濃度を維持するもの。「残留塩素濃度を常時、適切な範囲内に維持することが可能」と同社。
測定方法に、外部環境の影響を受けにくい3電極ポーラログラフ法を採用したことで、正確に残留濃度塩素を測定できるほか、施設にすでにある塩素剤注入ポンプとも連携できる。
センサ洗浄機構を標準装備しており、汚れの付着も防止する。センサの性能を低下させることなく運転できる特徴がある。
本体サイズは幅400×奥行き350×高さ1400ミリ。重さが18キログラム。
同社では、「浴槽水の残留塩素濃度が安定しない」「機器を導入したいがコスト面の余裕がない」「残留塩素管理の人件費、薬品コストを抑えたい」といった施設に向けて「機器本体と標準設置工事費用が込みで、月々1万円で使ってもらえる」と採用を呼び掛けている。
http://www.aquas.co.jp/