【本だな】京都キャッスルホテル 中山永次郎著

  • 2022年10月10日

 老舗ホテル京都キャッスルホテルのオーナー兼総支配人の稲嶺は、連日眠れぬ夜を過ごしていた。ここ最近は売り上げが伸びておらず、従業員のマネジメントもうまくいっていない。料飲部長の竹内をはじめとする一部の社員の反発や、幹部社員の高齢化と若手社員の成長不足。このままではホテルは力を失い、やがて淘汰の波にのまれてしまうかもしれない。

 そんな稲嶺のもとに、大学時代からライバル関係にあった加山が突如現れる。十数年ぶりに現れた加山は、外資系大手ラグジュアリーホテルの日本法人CFOとして稲嶺にホテルの買収提案を持ちかける。返答を先延ばしにする稲嶺だったが、裏ではひそかに従業員の引き抜き工作が進み、稲嶺がホテルを手放さざるを得ない状況が固められつつあった。稲嶺が追い求めた理想のホテルは、巨大な外資の前になすすべもなく吸収されてしまうのか。

 オーナー経営者としての苦悩をリアルに描いた現役ホテル経営者による初の書き下ろし小説。

 四六判・並製、204ページ。価格は1650円(税込み)。発行は幻冬舎メディアコンサルティング。


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