
東京・小金井で30年以上、繁盛を続けるケーキ店「オーブンミトン」。その菓子作りは「小仕込み」を基本にしている。
小仕込みとは、小ロットで作ること。こまめに回数多く製造する。一見すると非効率だが、おいしく作ることができる、新鮮なうちに菓子を売り切ることができる、というメリットがある。生地やクリームなどの仕上がりをコントロールしておいしさを追求していく。
同書は、小仕込みならではの手わざとマシンに焦点を当てて、オーブンミトンのプロ向けレシピを初公開。温かみのあるやさしい味わいの中に香りや口どけを作り出すノウハウや、味を守りながら仕込み量を増やす方法にも言及する。
掲載レシピは、パウンドケーキ、シフォンケーキ、チョコレートケーキ、ショートケーキなど。
B5変形判、並製。オールカラー144ページ。発行は柴田書店。定価は2200円(税別)。