水素水や活性酸素という単語は日常的に使用され、多種多様な水素ボトルや生成する機械が売られているが、今後は水を処方する時代がやってくる。以前は水と空気と安全はタダと言われ、「水を買う」という概念が全くなく、「日本で水が売れるわけがない」と言われていた。
森澤氏は、一般企業に勤務後、1982年に日本トリムを設立。いち早く水の機能に着目し、健康維持に役立つ水を追求。現在では飲用にとどまらず、医療、農業、工業分野など、さまざまな分野への活用に向けて取り組む。国内最大の民間臍(さい)帯血バンク事業など再生医療分野にも進出する。現在は、日本トリムグループ代表、機能水研究振興財団理事。
本書は、30年以上にわたり、電解水素水の効果を解明しようと国内、国外最高峰の研究機関と共同研究に取り組んできた日本トリム創業社長による研究結果と電解水素水の未来図などを紹介する。
価格は1500円(税別)。197ページ。問い合わせ先はダイヤモンド社TEL03(5205)7076。