JTBが5月27日に発表したグループ会社11社計の3月の旅行取扱額は前年対比62.7%減の575億3400万円となった。うち国内旅行は50.5%減の458億8700万円だった。
国内旅行の内訳を見ると団体旅行は0.4%増。一般団体は18.9%増、教育団体は89.5%減となった。
企画商品は75.4%減で、うちブランド「エースJTB」は75.5%減。エースは取扱人員では76.0%減で、方面別では前年を上回ったところはなかった。落ち込みが大きかったのは、89.9%減の北海道、87.7%減の関東、80.2%減の近畿など。
海外旅行は82.4%減の89億7900万円。団体旅行が79.6%減、企画商品が78.2%減となった。
国際旅行は74.4%減の26億6800万円だった。
2019年度4~3月累計は、総取扱額が6.9%減の1兆5771億4千万円。国内旅行は7.2%減の9344億4300万円、海外旅行が8.2%減の5448億2600万円、国際旅行が5.8%増の978億7100万円となっている。