KNT―CTホールディングスの2018年12月の総取扱額(グループ14社計)は、前年同月比7.2%増の357億7504万円だった。国内旅行が3.3%増の212億1645万円、海外旅行が13.5%増の110億3918万円。外国人旅行は16.9%増の20億2200万円となった。
国内旅行の内訳は、一般団体が8.8%増(23億9325万円)、学生団体が8.0%減(43億6395万円)。一般団体が増えるも学生団体が減少し、団体旅行合計で2.7%減(67億5721万円)となった。国内企画旅行は、メイトが1.5%増の41億3444万円、クラブツーリズム国内は13.7%増の64億5721万円となり、合計で8.6%増の106億6363万円。国内個人旅行は増加し、0.4%増の37億9561万円だった。
海外旅行の内訳は、一般団体は7.4%増、学生団体は40.6%増で、合計が23.4%増の32億306万円となった。海外企画旅行は6.2%増の45億59万円、海外個人旅行は15.5%増の33億3553万円だった。
区分別に見ると、国内一般団体はスポーツイベントや企業の報奨旅行の取り扱いが増加した。国内学生団体は、クラブ合宿や遠征、各種大会の取り扱いが増加するも、修学旅行の取り扱いが減少した。メイトは、九州や関西方面が低調だったが、首都圏、沖縄方面が好調に推移した。クラブツーリズムは、国内旅行では、西日本ふっこう割商品や中部、北陸、関西、伊勢、沖縄、離島が好調に推移し、低迷が続いた北海道方面もふっこう割商品により好調に推移した。海外旅行では、ヨーロッパが東地中海、北欧、英国、ドイツが好調でクルーズでもヨーロッパが堅調だった。好調だったアジアがやや鈍化傾向で、北米やハワイ、オセアニア方面は低迷が続いている。