阪急交通社によると、昨年11月の旅行取扱額は前年同月比31.7%減の204億2895万円となった。国内の取り扱いが大幅に増えたものの、海外、外国人は依然厳しい状況にある。
国内はGo Toトラベルキャンペーンに伴う新聞を中心とした広告展開の強化で募集型企画旅行が好調に推移。秋の行楽シーズンを迎えた北海道、東北、九州などを中心に周遊型商品、フリープランとも集客増となり、38.0%増の204億4094万円と、10月の9%増から伸長した。
海外は渡航制限や各国の入国制限により、募集型企画旅行を全方面で催行中止したことに加え、運休などによる航空券の取り消しがあり、マイナス1199万円(前年145億9197万円)に。外国人は1万1千円(同5億2365万円)。