日本旅行の昨年11月の販売実績は、総販売高が前年同月比48.8%減の214億9321万円だった。国内旅行は企画商品が前年同月比7割増と大きく伸び、全体で20.3%減、210億2725万円と前年の8割まで回復。海外旅行は97.8%減の2億3355万円、国際旅行は95.4%減の2億3201万円と、引き続き厳しい数字だった。
国内企画が70.1%増の141億1002万円。自社企画の赤い風船(74.5%増、140億4985万円)が大幅増。他社企画(75.3%減、6016万円)は減少した。赤い風船はGo Toトラベルキャンペーンで東京発着が解禁された10月に0.9%増と13カ月ぶりに増加。11月は販売がさらに拡大した。
国内団体は67.5%減の30億7945万円。一般団体(78.9%減、12億9283万円)、教育旅行団体(46.8%減、17億8661万円)ともに大きく減少した。
JR券、航空券、一般宿泊などの個人旅行計は55.5%減の38億3778万円。
海外は団体(98.0%減、5472万円)、企画(99.9%減、219万円)、企画商品以外の個人旅行(96.3%減、1億7224万円)ともに前年を大きく下回った。
1月からの累計は、総販が前年同期比70.5%減の1235億4849万円。このうち国内が60.4%減の1024億4564万円。海外が87.4%減の143億543万円。国際が85.4%減の66億7835万円。