HISは2日、2023年1月の旅行取扱高状況を発表した。取扱高合計は前年度同月比302.0%増(2019年度同月比63.6%減)の113億5629万円。国内旅行は同52.1%増(10.2%減)の34億52万円だった。
当初は「全国旅行支援」の対象外であった1~3月出発をHIS特別施策として「コロナ起因によるキャンセルチャージ全額免除」や最大10%割引にする「国内旅行先取りクーポン」などを打ち出し、さらなる需要創出に努めた。その後、全国旅行支援が1月10日~3月出発も対象となり、2~3月出発に関しては19年度同月比より高い伸びで推移している。1月出発の人気渡航先としては、沖縄方面のパッケージツアーが好調で、特に宮古、久米島などの離島リゾート地が取扱高全体を押し上げた。
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