阪急交通社が12日発表した8月の旅行取扱額は、前年同月比0.4%増の263億7114万円だった。うち、国内旅行は西日本豪雨の影響で中四国が前年を下回り、東北が活況ながらも、3%減の100億6473万円にとどまった。
海外旅行は欧州をはじめ、ほぼ全方面で好調に推移し、特に韓国、中南米、豪州、アフリカの扱いが伸び、2.1%増の161億1703万円。外国人旅行は欧米豪が好調で、84.2%増の1億8939万円となった。
阪急阪神BT、国内は40%増
阪急阪神ビジネストラベル(BT)の8月の取扱額は前年同月比6%増の40億5299万円。国内旅行は団体旅行が好調で、40.1%増の3億8356万円と大きく伸びた。海外旅行はインドやインドネシア、タイ、シンガポールなどが好調で、3.3%増の36億6775万円、外国人旅行は57.1%増の167万円だった。
阪神TI、国内は50%減
阪神トラベル・インターナショナル(TI)の8月の取扱額は前年同月比4.1%減の3億1458万円で、国内旅行は49.7%減の861万円、海外旅行は1.6%減の3億598万円。