JTBが9月19日に発表したグループ会社12社計の7月の旅行取扱額は前年同月比3.6%減の1436億2800万円。うち国内旅行は7.1%減の845億1700万円となった。
国内旅行の内訳を見ると団体旅行は0.3%減。一般団体は1.1%増、教育団体は6.4%減だった。
企画商品は8.5%減で、うちブランド「エースJTB」は12.2%減。方面別の状況を首都圏発エースの取扱人員で見ると、前年を上回った方面はなし。28.6%減の中国・四国、20.3%減の近畿、19.9%減の沖縄の落ち込みが大きい。
海外旅行は0.9%増の521億9900万円。団体旅行が1.3%増、企画商品が5.9%減だった。
国際旅行は10.0%増の69億1200万円。訪日外国人向けパッケージツアー「サンライズツアー」の9月8日付の人員ベースでの予約状況は、8月が4.6%増。航空座席供給量の増加を背景にオーストラリアのエージェントからの予約が順調に推移している。先行状況は9月が9.1%増、10月が16.8%増、11月が26.8%増となった。
2018年度4~7月の累計では、総取扱額は0.9%減の5460億4300万円。国内旅行は4.4%減の3250億3500万円、海外旅行が4.8%増の1889億9300万円、国際旅行が3.9%増の320億1500万円となった。