【日本茶インストラクターが勧める 素敵なお茶生活 22】自家焙煎コーヒー 繁田聡子

  • 2019年8月7日

 体調が思わしくないとき、夜、喉が渇いたときなど、熱々の焙(ほう)じ茶を飲みたくなります。脂っこい食事のときには、口の中をさっぱりとさせてくれます。カフェイン少なめで胃にも優しく、心底ほっとする味です。シュン、シュン沸いたお湯でさっと淹(い)れ、香りも味も楽しめて、淹れ方もやさしい。まさに、「焙じ茶はやさしい」のです。

 焙じ茶は水筒に入れて持ち歩いても、味、水色の変化も少なく安心して飲め、容器のゴミも出ないので環境にも優しいのです。小さいお子さんにもお勧めです。少し薄めに淹れて飲ませて下さい。高熱焙煎にも関わらず、ビタミンCも残っていて、その他のお茶の有効成分が緑茶よりは少ないものの、ちゃんと含まれています。冷蔵庫で冷やした焙じ茶も水分補給にはもってこいです。

   ◇    ◇

 弊店のコーヒー部門として、自家焙煎店「ブラウンチップ」を30年前に荻窪支店の2階にオープン後、平成7年には本店に隣接して阿佐谷店を開きました。ブラジルのコーヒー農園で修行した繁田武之氏が、同じ農園で研修をした関根匡氏の協力の下、立ち上げました。店の外の古い茶箱の上で、実験的に小さい焙煎機を回しながら、熱くコーヒーを語っていた姿を思い出します。

 日本茶もコーヒーも同等な飲料として捉え、さまざまな場面によって飲み分ける時代が来ると考え、ブラジルからの直輸入の枠を獲得し、お茶屋がコーヒー屋も始めた当時の経営陣の決断は、若さ故だけではなかったと思っています。

 コーヒーに関しての知識がない私でも、焙じ茶と同じように、コーヒーも焙煎したてがおいしいとの理屈は分かります。「ブラウンチップ」のコーヒー袋を提げ、お茶もお求め下さる方々の存在は心強いものです。

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