
日本旅館協会北海道支部連合会(唐神昌子会長、167会員)は5月24日、札幌市内のホテルで2023年度通常総会を開催した。役員・会員約50人が集まり、来賓として協会本部の大西雅之会長が出席。23年度の事業計画や収支予算を承認し、支部会費を2割免除とすることも決定した。
唐神会長(ホテルまほろば)は、「就任して1年になるが、歴代役員の方々が協会活動と北海道観光の発展に奮闘されてきたことを実感している。お役に立てるよう、一生懸命取り組んでいきたい」とあいさつ=写真。来賓あいさつで大西本部会長(あかん遊久の里鶴雅)は、「夢ある宿泊業にしていくことが願い」とした上で、「いまコロナで流失した人材の確保、人手不足の解消が大きな問題だが、根源は宿泊業の低い給与水準にある。これを計画的に引き上げていくためにも、デジタル化の推進など経営の近代化を図っていくことが必要だ。観光庁が経営のガイドラインを出したが、本部としても労働生産性の高い業界づくりへの改革に力を注いでいきたい。未来ビジョン委員会で今後の方向性やロードマップの検討も行っている」と本部の取り組みなどを説明。
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