【新年あいさつ】創立100周年に向けて活動 日本温泉協会会長 笹本森雄

  • 2020年1月8日

笹本会長

 新年あけましておめでとうございます。皆さまにおかれましては輝かしい令和2年の新年を迎えられましたこと心よりお慶び申し上げます。

 日本温泉協会は昨年12月4日、創立90周年を迎えました。昭和4年の協会発足以来、90年にわたり温泉に関する調査研究を通じた社会貢献を使命とし、皆さまの期待に応える魅力ある温泉地づくりのための諸事業に取り組んでおります。これもひとえに多くの諸先輩のご尽力と、協会の事業に協力していただいている会員はじめ関係各位のお力添えの賜物(たまもの)であり、心から敬意を表しますとともに厚く御礼申し上げます。

 温泉検定の実施による温泉知識の普及

 90周年記念事業の一環でスタートいたしました第1回日本温泉名人認定試験(略称「温泉検定」)は、昨年12月8日、川村学園女子大学のご協力のもと、つつがなく実施いたしました。当協会学術部委員の温泉研究者方に講師をお願いし、「温泉総論」「温泉医学」「温泉地学」「温泉化学」「温泉法学」「温泉観光学」の6科目からなるテキストを発行し、受験者を募集したところ募集早々から定員200名を超す申し込みをいただきました。温泉に対する関心の高さがうかがえます。今後も回数を重ねて日本の温泉文化を国内外に発信できる人材育成に努めたいと考えています。

 日本の温泉文化をユネスコ無形文化遺産登録へー温泉資源の保護、そして温泉文化を未来へ

 昨年6月の指宿総会で満場一致により承認されました、日本の温泉文化をユネスコ無形文化遺産登録に向けた活動を、日本各地の温泉や諸団体と協力して推進してまいります。訪日外国人にとって日本と言えばかつて「富士山」「芸者」でした。最近は「和食、日本酒」「漫画、アニメ」が人気ですが、日本の温泉ほどさまざまな日本文化と関わりを持ってきたものはないと考えています。では温泉文化とは何でしょうか。まず日本固有の温泉文化を定義づけする作業が必要です。また日本では少子化が進み、労働人口が激減する中、温泉に関わる「温泉を守る人=湯守」「昔ながらの温泉施設」「伝統的な入浴方法」などは減少傾向にあり、無形遺産登録のためにも法整備が必要です。ぜひ観光関係各位をはじめ、国民全体のご賛同をお願いしたいと思っております。

 今年はオリンピックイヤーであります。当協会発行の10言語に対応した「入浴エチケットポスター」を会員施設の脱衣場に掲示して日本を訪問する多くの外国人へ日本の温泉文化を広めてください。

 当協会は、会員各位とともに創立100周年に向けた活動をしてまいります。皆さまのご健勝を祈念いたしますとともに、より一層のご支援とご理解をお願い申し上げ、新年のご挨拶といたします。

 
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