【教育旅行特集】SDGsと安全対策で新しい時代を 四国のまんなかで自然体験  高知県・嶺北地域

  • 2021年5月14日

吉野川でのラフティング

 高知県嶺北地域は、四国の真ん中に位置し、愛媛県、徳島県に隣接した山間地域。主産業は農林業で高冷地の気候と特色を生かした作物、商品づくりが行われている。

 大原富江など文化人の輩出や、高知県では唯一の国宝の建造物「豊楽寺薬師堂」、樹齢3千年と言われる国の特別天然記念物「杉の大スギ」、土佐の三大番所であった国重要文化財「旧立川番所書院」など歴史的文化財が多く保存されている。

 また、高知のブランド牛である「土佐赤牛」や2010、11年に「お米日本一コンテスト」で日本一になった「土佐天空の郷」「碁石茶」など、食の魅力も高い地域である。

 この嶺北地域には、「四国三郎」として知られる吉野川が横断しており、自然豊かな山や川ではさまざまな自然体験やスポーツ体験が盛んだ。

 17年10月には、世界ラフティング選手権も開催されており、年間を通じて豊富な水量を有する吉野川は、ラフティングのメッカとも呼ばれ、日本最高クラスのラフティング体験が行える。

 近年、修学旅行でのラフティング体験のニーズが高まっていることから、修学旅行に係る民泊の予約受け付けに加えてラフティングの予約受け付けなど関連施設の手配業務をワンストップ窓口として大豊町観光開発協会が行ってきたが、昨年12月1日に嶺北地域の広域観光組織として一般社団法人土佐れいほく観光協議会を設立し、大豊町観光開発協会が行ってきた事業を承継するとともに、一般旅行、教育旅行、農都交流、国際観光を主軸に嶺北地域のさらなる交流人口の拡大と地域経済の活性化を目的に事業を推進していくこととなった。

 嶺北地域では、自然との共生や人を思いやる心、地域を守るためにみんなで支え合う力が培われているなど、昔ながらの生活が今もなお営まれており、こうした山里ならではの暮らしの体験が、来訪者の一助となるよう、山里の暮らしを伝えたいとの思いで、嶺北地域での民泊の受け入れを行っている。

 民泊は現在、嶺北地域の大豊町、本山町、土佐町、大川村の4町村83件120人までの小、中、高校生の受け入れを行っているが、20年3月ごろから新型コロナウイルスの感染が世界的規模で流行となり、20年度の受け入れに引き続き21年度の受け入れについても中止を余儀なくされた。しかしながら、コロナ終息期に向けた取り組みとして、新型コロナウイルスガイドラインに基づく感染症防止対策を主とした受け入れ家庭向け研修会の実施など、受け入れ再開に向けた準備は進めている。また、近年話題となっているSDGsの取り組みについては、嶺北地域における自然との共生、自然体験、山里のありのままの暮らし体験をその取り組みの一環として未来に向けた持続可能な開発目標として掲げ、各種体験プログラムの提供を行っている。

吉野川でのラフティング


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