【山崎まゆみの「ちょっと よろしいですか」52】マスメディアと大学周辺のフェーズ 温泉エッセイスト 山崎まゆみ

  • 2020年10月19日

 行楽の秋を迎えて、Go Toトラベルキャンペーンも本格的に始まり観光地や宿泊業の皆さまはご多忙かと思います。

 私もようやく旅から旅へと取材活動が続く毎日を送っています。ようやく本来の旅に誘う仕事ができるようになりました。本原稿もとある温泉旅館で書いています。

 ただお客さんの中には、コロナ感染予防対策に過敏なお客さんもいれば、全く頓着ないお客さんもいると聞きます。観光地とお客さんで共に納得する安全基準を築いていく期間なのかもしれませんね。

 今回は私が仕事をするマスメディアや大学のフェーズを記そうと思います。

 いつも9月の初頭には温泉特集の番組出演や記事執筆依頼が舞い込みますが、今年はそれらの依頼は9月下旬から徐々に始まりました。旅に誘う企画を実施するタイミングの様子をうかがっている様子がありましたが、Go Toトラベルに東京都が対象になるという話題が出始めた頃から、マスメディアの温泉特集の検討が始まったように感じます。

 事実、今私が取材しているのは「安全な観光地・温泉地・旅館」です。また年末に向けても、今年の温泉を振り返る総決算の記事の準備を始めたところです。

 このまま感染者が増加することなく、旅ができるようになればと願うばかりです。

 そして今年も秋学期に跡見学園女子大学観光コミュニティ学部の「温泉と保養」の授業が始まります。今年は春に続き秋も大学ではオンライン授業。少し早めに準備していましたがとても不安で、8月下旬にオンライン授業のシステムを教えてもらいに大学に行きました。

 久しぶりに行った大学はガランとしていて学生さんの姿もなく、事務棟の各所にはナイロンカーテンがかかっていました。毎年授業していたブロッサムホールも真っ暗。夏休み中ですから学生さんはいないですし、ブロッサムホールに明かりがともることはないのですが、それでも暗いブロッサムホールはコロナ禍を象徴する風景として私の記憶に残りました。

 勝手が分からないオンライン授業ですが、楽しい学びの場にしたい、そんなふうに考えました。学生さんも遠方に出掛けられない学生さんがほとんどでしょう。そんな学生さんのためにも、またオンラインだからできることは中継です。私もテレビやラジオの生放送中に中継を数々やってきました。その経験を生かして、各地の温泉地や旅館からオンラインでの授業を計画しています。

 ただテレビやラジオの場合は、慣れたスタッフさんが多数いて、私は出演者として、臨場感を伝える表現にだけ力を注げばよかったのですが、授業では私がカメラを回し、音声も拾わなければならない。いろいろと考えるとハードルが上がってしまいますが、ひとまず新たに自撮り棒と三脚を購入し、写真だけでなく動画を撮る練習をしています。

 温泉地から中継の場合は、温泉街歩きをしながら歴史的背景を知るためのポイント等を解説できます。もちろん温泉のお湯を見せることもできます。見苦しい映像もありそうですが…、そこは学生さんに許してもらうことにして、まずはチャレンジしてみようと思っています。

 今できること、今だからしたいことを探しています。

(温泉エッセイスト)

 
 
 
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