経営者を見ていると、その宿が分かります。宿に限らず、中小零細企業は経営者そのものです。それだけ経営者の考え方や行動が、直接宿経営に反映してきます。
経営者であるあなたが、うちの宿は「PDCAサイクルが回らない」と嘆いているようであるならば、まず自分自身がPDCAを回すことができていないのではないか、と疑ってください。
そこで明日1日、PDCAサイクルで回すことができるかを検証してみましょう。
まず前日夜に、明日やるべきことを箇条書きにし、事案ごとにかける時間と優先順位を付けます。次に明日の行動予定表を作成します。かける時間を設定するときには、1事案につき、10分程度の余裕(バッファー)をつけるとよいでしょう。プライベートも含め、起床から就寝に至るまでの行動予定表ができました。小学生の時間割に似ています。
さあ明日は「自分で決めたことをやり抜く1日」と決めます。当日は、この行動計画表に決めた通りに実行していきます。そして行動計画表の隣に、行動実績表を埋めていきます。計画と実績が一目で対比できる表です。
会員向け記事です。