
ハイドロセラ・トイレフロアJ
抗菌・抗ウイルス効果のあるトイレ床材
TOTO(北九州市)は8月1日、同社独自の環境技術「ハイドロテクト」により抗菌・抗ウイルス・防汚・防臭機能を持つ、大判セラミックのトイレ床材「ハイドロセラ・トイレフロアJ」を発売する。石材をモチーフとした高級感のあるデザインと、汚れが気になる便器まわりの床の清掃性の高さが特徴で、「旅館の客室トイレにおすすめ」と同社。
トイレ床に垂れた尿(尿中の尿素)と雑菌によりアンモニアが発生し、臭いが発生する。また、アンモニアと尿(尿中のカルシウム)により尿石が発生し、黄ばみ汚れとなる。光触媒技術のハイドロテクトにより、明るい場所では「光触媒反応+抗菌・抗ウイルス金属」のダブル効果、暗い場所では「抗菌・抗ウイルス金属」の力でいつでも高い抗菌・抗ウイルス効果を発現。菌の繁殖を抑制する結果、尿と菌により生じるアンモニアの発生が大幅に減少し、臭いや汚れを抑制する。
奥行き600~900×幅600ミリの大判サイズのため、腰掛便器手前の尿垂れが集中するエリアをカバーできる。飛散した尿の目地への染み込みが少なくなるため、臭いや汚れの発生を防ぐ。
また、給水穴、排水器具といった現場での加工が必要な箇所に加工しやすい材質を採用することで、タイル専用工具が不要となり、施工しやすくなった。
TOTOは、同商品を含む、「きれいと快適」「環境」を両立するTOTOらしい商品を「サスティナブルプロダクツ」と位置付け、これらの商品を普及させることによって、地球環境に配慮した、豊かで快適な社会の実現に貢献していく。
ハイドロセラ・トイレフロアJ