
ブロッケンウォーター1000PPM(左)とブロッケンジェル
衛生材料・機器、環境改善商材などの製造、販売を手掛けるBONDS(ボンズ、東京都中央区)は、9月に清掃用途に特化した「ブロッケンウォーター 1000PPM」を販売した。容量は2リットル。
手指や空間噴霧、スプレーなどの使用用途のブロッケンウォーターと同じく、アメリカのバイオサイド・インターナショナル社の水成二酸化塩素剤を原液として製造。その液剤はFDA(食品薬品局)やEPA(環境保護庁)の認証を受け、「食品にも使用できるほど安全」と同社。
濃度を従来製品よりも、2倍の千PPM(弱アルカリ性)にしたことで、「一般的な塩素系の除菌剤よりも素早く、強力なカビの根を根絶する」と話す。
使い方は簡単。洗剤で沈着、付着したカビや汚れを落として、ブロッケンウォーター 1000PPMをスプレーボトルに入れ満遍なく吹き付けて浸透させる。その後、室内を換気し、自然乾燥させるだけ。
建物の中には、カビが好む汚れ、温度や、湿気のそろう場所が多く存在。浴場は特にカビが多く形成され、胞子菌(単独で新個体となりうる細胞)はせっけんカスを栄養源に、じめじめした箇所に根を張る。
そのため、「季節ごとの掃除などの際には、天井から掃除をすることが効果的。掃除の仕上げに、吹き付けることで、発生の予防になる」という。
ほかにも、胞子菌は湿気があるところにくっつく性質があるため、宿泊施設では、厨房やトイレなどの清掃に活用が見込める。
年内に注文をした施設には、置くだけで空間除菌・消臭を実現する「ブロッケンジェル」を2個贈呈する。
この件についての問い合わせ先は、BONDSTEL03(5846)9250。
ブロッケンウォーター1000PPM(左)とブロッケンジェル