丈夫できれいに押せる
観光プロモーションの定番といえば「スタンプラリー」。スマホを使ったデジタルスタンプラリーが登場する一方で、伝統的な御朱印帳に着想を得た「鉄印帳」や「日本百名城スタンプ帳」など紙のスタンプ帳も健在だ。
大阪城の天守にある博物館「大阪城天守閣」では、昇閣記念スタンプの人気が高い。コロナ禍前はインバウンド客も含めて年間250万人が訪れていたという同天守閣。パンフレットの裏側に設けられた押印欄にスタンプを押すため、「特に小学生の修学旅行や外国人観光客が来ると行列ができる」(同天守閣企画広報担当の青木美佐子さん)という。昨年11月からは「大阪城天守閣復興90周年」キャンペーンの期間限定スタンプも設置している。
「紙に自分で押す楽しさが受けている。デジタルが普及した今でも、リアルのスタンプは観光誘客には欠かせないと、お客さまを見ていて実感する」と青木さん。
スタンプ台にはシヤチハタの「タフダ」を使っている。「利用者の数がとにかく多いので、丈夫できれいに押せる道具は本当にありがたい。毎日閉館後にインキの補充をするだけで、タフダは元気に働いてくれる」(青木さん)。
シヤチハタのスタンプ台「タフダ」(記念スタンプ用)は、大きな丸型や角型のゴム印も使える10×10センチの盤面サイズ。色鮮やかでくっきりと濃い印影が約3秒で乾く。インキの補充時期が分かるように盤面には特殊な印刷がされている。また本体の樹脂部分には抗菌加工を施すなど、ウィズコロナ時代の観光スポットには最適だ。
シヤチハタでは専用サイト「シヤチハタ スタンプラリー」(https://fun.shachihata.co.jp/rally/)を設置。商品だけでなくさまざまな観光イベントでの実際の導入事例などを紹介している。
大阪城天守閣の記念スタンプでもタフダを使用