SDGs(MLGs)宣言
滋賀県旅館ホテル生活衛生同業組合は、資源循環にかかわる法律の施行を機会に、SDGsと、同県独自の取り組みMLGs(マザーレイクゴールズ)の達成に向けて取り組んでいる。2021年9月に「SDGs推進プロジェクト」を立ち上げ、「行動指針」を策定。2030年に向けた組合としての目指す姿や具体的な数値目標を掲げた。
「環境と観光の共生地~琵琶湖を守り、琵琶湖と遊ぶ~」をスローガンに、訪れた観光客に同県での滞在を心から楽しんでもらうとともに、自然環境や文化の保護、育成を目指したものだ。
環境の視点で歯ブラシなどプラスチックごみの削減、社会の視点で「近江文化」(米、酒、茶などの食文化、地場産品)の継承、経済の視点でSDGsに関わる宿泊プランの販売による単価アップを目指すことにした。
具体的数値目標は、2030年までに「アメニティのプラスチックごみをゼロにする」「地元食材の使用率を50%にする」「客室料をプラス20%にする(2019年度比較)」。
県や関係機関を巻き込んだ取り組みにしようと、同県の三日月大造知事を訪問し、内容を報告。取り組みを一般にも公表した。