健康運動指導士による健康づくり体操
沖縄県南城市のユインチホテル南城は、健康運動指導士による健康づくり体操と、温泉入浴、ランチバイキングを組み合わせた団体向けプログラムを提供。「コロナ禍における巣ごもりによる『廃用症候群』の予防と引きこもりの解消」を目指している。
同ホテルを運営するタピック沖縄は、医療・福祉を中心に、観光施設、スポーツ施設、文化施設、教育施設を展開するタピックグループの一員。ホテルにおけるプログラムで、過度に安静にすることで起こる筋萎縮や骨委縮、うつなどさまざまな弊害「廃用症候群」の予防や、周りとコミュニケーションを取ることによる引きこもりの解消を目指した。
ホテルは客室147室で、ウオータースライダー付きプールや体育館など充実した設備を持つ。プログラムはこの体育館などで実施。朝10時から11時まで、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、椅子に座って無理なく足や手を動かす運動を行った後、11時半から午後0時半まで疲労回復に施設内の天然温泉で入浴。1時から体に優しいランチバイキングを楽しんでもらう。
「地域や住民にとって、『生涯にわたって利用したい』と思われるホテルを目指す」と同社。