みやぎ湯めぐり ウルトラ遠足(とおあし)
宮城県の作並温泉旅館組合は、同県を代表する五つの温泉地を巡る「ウルトラ遠足(とおあし)」マラソン大会を開催した。レース途中の立ち寄り入浴OK、ご当地グルメでのおもてなしなど、参加者が地域の魅力に触れられるイベントとした。
作並温泉をスタートし、青根、峩々、遠刈田の各温泉地を経由、秋保温泉をゴールとした100キロ超のコース。立ち寄り入浴のほか、途中のエイドステーションでミニトマトや梨などの野菜や果物、銘菓を振る舞った。
第1回を平成29年に開催し、150人を集客。30年の第2回は200人と前回を上回る人数を集めた。
第3回は300人の参加が見込まれる。完走率が低いという反省点を踏まえ、青根温泉スタートの中距離コース(60キロ)も設定。さまざまなニーズに応える。
大会前日は参加者やスタッフ260人が作並温泉に宿泊。当日は秋保温泉を中心に150人が宿泊するなど、地元経済の活性化に貢献している。大会時の立ち寄り入浴も、延べ117人が利用。次回は地元の歓迎ムードがさらに高まるよう、地元小学生らに歓迎プレートを作成してもらうという。