【体験型観光が日本を変える249】コロナ禍での戦争は大きな苦難 藤澤安良


 ロシア軍によるウクライナへの侵攻は、首都キエフで激しい爆撃が繰り返されるなど、各地で戦闘が続いており、民間人にも多くの犠牲者が出ている。原発の施設に爆弾が着弾したとのニュースも流れた。チェルノブイリ原発事故の教訓は忘れたのか。

 1人の無謀な人間の暴挙により世界中を不幸にする行為は決して許されない。原爆の使用で大惨事が、第3次世界大戦に発展するとも限らない。一刻も早く、世界中で止めにかからなければならない。さもなければ、地球や人類が滅びかねない危機である。

 米国、英国、EU、中国、インド、日本など大国の指導者の真価が問われることになる。コロナで世界中が痛んでいる中での戦争はさらに大きな苦難を強いられることになる。

 その新型コロナウイルスはなかなか収束には向かう気配がない。まん延防止等重点措置について13県は6日で解除されたが、感染者数は3回目のワクチン接種が進んでいることもあってか、少しずつ減少しているとはいえ、依然として高止まり傾向にある。東京や大阪など18都道府県は21日まで2回目の延長となり、東京などのまん延防止の期間は2カ月に及ぶことになる。

 私は3回目のワクチン接種からすでに1カ月が経過しており、まん延防止の出ていない県への仕事は、抗原検査キットで自身の陰性を確認しながら出向いている。

 ウィズコロナにどのように対応し、アフターコロナに備えてどのように準備すべきかも伝えている。

 その講演やセミナーの開催する地域でも、会場での検温、アルコール消毒、換気などの3密を避ける工夫やアクリル板の設置、あるいは一部でネット配信など対策を講じての開催となっているが、ありがたいことに思ったより参加者が多い。暗黙の意識の中でコロナ禍での行動の加減が身に付き始めているのかもしれない。

 そのような感覚なのか、まん延防止措置中の飲食店は規制や自粛により多くはないが、公共交通機関は航空機も新幹線も高速バスも昨年や一昨年の同時期に比べて、減便してはいるが乗客は多いように感じる。

陽気は日増しに春めき、旅への志向が高まりつつある。観光産業は平時の平和であることで成り立つ産業であることを再確認させられた2年間であった。つまりは、日本のみならず世界が平和であってこそ、いろいろなところへ行けて、多くの人々と交流できるのである。

 病気になって健康のありがたさを確認し、失って初めて大切であったことを知り、このような世情で平和の尊さを思い知るのである。そして後悔しないためにも、絶滅した生物がたくさんいるが、絶滅危惧種あるなしに関わらず生物や自然を大切にしなければならない。

 4月1日から「プラスチック資源環境促進法」が施行される。環境汚染や地球温暖化の問題も、みんな自分事として学び行動しなければ人類が滅びる地球になる。SDGs推進はそれらに立ち向かう意識醸成が不可欠である。観光産業はSDGsを旅のテーマにすべき時でもある。

 

 
 
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