エイチ・アイ・エスは1日、役員人事に伴う代表取締役の異動を行い、代表取締役会長でグループ最高経営責任者(CEO)だった澤田秀雄氏が退任し、代表取締役(COO)の矢田素史氏が代表取締役(CEO)に就任した。澤田氏は、同日付で新たに取締役最高顧問に就任。同社の多様化する事業展開を推進するため代表権を集約し、機動的な経営体制へと移行する。
同社は、今回の異動について、「株主総会で再任を受け、役割を見直した。基幹産業である海外旅行をはじめ、外部環境が整ったこともあり、黒字化へのシナリオ・回復フェーズに入ったことも要因」とコメントしている。