【交通トレンド分析218】JAL、生涯実績で新サービス 鳥海高太朗


 JALは11月14日にJALの新しい生涯実績プログラム「JAL Life Statusプログラム」を2024年1月からスタートさせることを発表した。簡単に説明すると、これまではJALグループ便および加盟する航空連合「ワンワールド」の搭乗実績のみが上級会員の対象になっていたが、24年1月以降は従来の単年での上級会員制度は継続しつつ、さらに生涯での搭乗実績、24年以降のJALカード利用などの日常生活の利用もポイントされ、ポイントに応じたサービスを受けられる。

 その中でも、今回大きく変わるのが、JALグローバルクラブの入会基準である。JALグローバルクラブは、一度入会することで搭乗実績に関係なくクレジットカードの年会費を払うことでラウンジなどの上級会員のサービスを継続的に受けられる。これまでは1~12月の期間でJALマイレージバンク「サファイア」以上の上級会員になることで入会できたが、24年以降は過去の搭乗実績も含めた新基準「Life Statusポイント」が対象となり、過去の搭乗実績に加えて、JALカードなどのライフスタイルでの利用も含めたポイントが対象となり1500ポイント以上で入会資格を得る形になる。

 仮にJAL国内線のみの利用の場合は300回以上(国内線1回搭乗で5ポイント※国際線は千区間マイルで5ポイント)の搭乗実績が必要となる。過去にさかのぼって、1980年4月以降の搭乗実績が対象とのことで、新ルールで過去にたくさん乗られている場合などの入会資格を得る方も出るので、過去に出張が多かった人などはJALマイレージバンクのサイトから過去実績を確認するといいだろう。既存のJALグローバルクラブ会員は、来年以降も資格は継続されるので、今回の新基準の影響は受けないが、これからJALグローバルクラブ会員になりたい人には大きな影響が出る。

 来年以降は、仮にサファイアやダイヤモンドになっても単年だけではJALグローバルクラブ会員へ入会できない。今年(23年1~12月)は、JALマイレージバンク「サファイア」以上に到達できれば、JALグローバルクラブ会員の入会資格はあるので、サファイア会員の基準となる5万FLY ONポイントもしくは50回(かつ1万5千FLY ONポイント)を残り約1カ月少しで達成することは現実的には不可能ではないが、かなり大変である。ただラストチャンスなので、一気に目指す方もいるだろう。ちなみに毎年の搭乗実績で決まる「クリスタル」「サファイア」「JGCプレミア」「ダイヤモンド」の上級会員制度は継続される。

 (航空・旅行アナリスト、帝京大学非常勤講師)

 
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