ガイドをペーパーレス化、外国語放送も
ASK(アスク、東京都立川市)は、宿泊市場を中心に、映像コンテンツなどの提供を多岐に展開。映画、音楽、スポーツなど、200以上の豊富なコンテンツをそろえ、業務用CS放送導入件数は業界第1位に位置するという。
今年の関西HCJでは、チャンネルガイドや宿泊約款などをペーパーレスで清掃の負担を軽減する「データ放送 館内インフォメーションシステム」と、初期費用0円でインバウンド対策を実現する「外国語CS放送・インターネット伝送サービス」を中心に出展する。
前者のデータ放送 館内インフォメーションシステムは、客室のデジタルテレビを用意するだけで簡単に採用できるため、老舗高級旅館などを皮切りに、全国の旅館・ホテルで活用が広がっている。
同時に、テレビのデジタル放送機能を活用し、アクトビラなどの特別な機能をはじめ、客室へのSTB設置やLAN工事も不要で、低コストで導入できる。
また、サーバーの故障や寿命による買い替えに伴う費用のコストは不要で、毎月の保守料金がかからないなど、他社のインフォメーションサービスと一線を画す。
併せて、チャンネルガイドを標準装備し、インフォメーション画面から地上デジタル放送、BS放送も直接選局可能。
さらに、今夏からはラインアップの拡充を図り、(1)従来のホテルインフォメーションの標準機能を装備した「スタンドアロン型 簡易データ放送」(2)機能を絞り、クラウド編集で本部や外出先からの更新が可能なクラウドベースの「EAPTS Lite(イープツライト)」(3)PMS連携や天気予報など豊富なオプションを兼ね備え、タブレットにも対応する「同Hybrid(ハイブリッド)」をそれぞれ用意したことから、施設の規模・用途に合わせた使い方を実現。
(1)と(2)は日本語と英語に対応し、(3)に至ってはさらに、韓国語と中国語にも対処することから、急増するインバウンド対策としても活用が見込める。
もう一方の外国語CS放送・インターネット伝送サービスは、番組の受信、再送信、著作権処理をワンストップで完結する。日本国内で受信が困難だった国際衛星の「インテルサット」などで発信されている各国の番組を、そのままリアルタイムで届ける。
「映像コンテンツについてお気軽にご相談いただければ」と同社。
▷株式会社ASK(アスク)
2024HCJ開催時のブース