ジャストシステムは3月25日、「モバイル＆ソーシャルメディア月次定点調査（2020年2月度）」の結果を発表した。
株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp（マーケティング・リサーチ・キャンプ）」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『モバイル＆ソーシャルメディア月次定点調査（2020年2月度）』の結果を発表します。本調査は、17歳～69歳の男女1,100名を対象にしています。
また、集計データとしてまとめた全62ページの調査結果レポートを、「Marketing Research Camp」の自主調査レポートページ（https://marketing-rc.com/report/）から、無料でダウンロード提供します。
【調査結果の概要】
■20代と30代のスマートフォンユーザーの1割以上は、「テレビは利用しない」
スマートフォンユーザーに、1日あたりのテレビ視聴時間を聞いたところ、「テレビは利用しない」と答えた人が8.9％いました。「テレビは利用しない」人の割合を年代別に見てみると、10代（5.4％）、20代（11.3％）、30代（13.0％）、40代（8.2％）、50代（6.4％）、60代（6.5％）でした。20代と30代の1割以上は、日常的にテレビを視聴していないことがわかりました。なお、「ラジオは利用しない」人の割合は61.6％、「新聞」は56.6％、「雑誌」は61.0％でした。
■スマートフォンユーザーの16.8％が、「MVNO（格安SIM）を利用」
スマートフォンユーザーが、プライベートで最も利用しているスマートフォンのキャリアは、同率で「au」「NTTドコモ」（ともに、26.5％）、次いで「ソフトバンク」（21.7％）、「MVNO（格安SIM）」（16.8％）でした。MVNO（格安SIM）を利用している人に、現在利用しているMVNO（格安SIM）を聞いたところ、最も利用率が高かったのは「楽天モバイル」（30.4％）、次いで「UQ mobile」(16.8％)、「mineo」（10.6％）でした。
■LINEユーザーの約6割が、「未読通知が気になる」
LINEユーザーのうち、メッセージを見ずにいると表示される「未読通知」が「気になる※1」人は61.2%、「気にならない※2」人は21.4%でした。「気になる」人を年代別に見てみると、10代（64.2％）、20代（64.4％）、30代（65.2％）、40代（62.0％）、50代（58.2％）、60代（52.6％）でした。
※1 「気になる」「やや気になる」と答えた人の合計。
※2 「全く気にならない」「あまり気にならない」と答えた人の合計。
■「LINE公式アカウント」は、未読通知が溜まりすぎると、約4割がブロック
企業や団体などが開設し、ユーザー自身が登録している「LINE公式アカウント」について、61.3％が「未読通知が溜まりすぎて、うんざりしたことがある」と答えました※1。未読通知が溜まった「LINE公式アカウント」に対する行動を聞いたところ、39.8％が「トークルームを削除」、38.9％が「公式アカウントをブロック」と答えました※2。「公式アカウントをブロック」する人を年代別に見てみると、10代（48.1％）、20代（41.2％）、30代（50.0％）、40代（33.3％）、50代（30.2％）、60代（20.7％）でした※2。
※1 「よくある」「ときどきある」と答えた人の合計。
※2 複数回答あり。
調査名：『モバイル＆ソーシャルメディア月次定点調査 （2020年2月度）』
調査期間：2020年2月19日（水）～2020年2月26日（水）
調査方法：セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査
