
BBソフトサービスは10月29日、詐欺ウォールで収集したフィッシング詐欺サイトブランドランキングを発表した。
また2020年8月の54件から前月比248%まで急増していることや、6月から4カ月連続でフィッシング詐欺サイト数が増加していることなどから、今後も増加傾向となる可能性が高く継続して注意が必要です。
詐欺ウォールで収集したフィッシング詐欺サイトで盗用されていたブランドの上位10件は以下のようになっており、8月に引き続きクレジットカード会社が2社ランクインしています。
詐欺ウォールで収集したフィッシング詐欺サイト
ブランドランキング
主な手口は社名もしくはブランド名を詐称した偽のメールから、偽のログインページにアクセスさせ、ログイン情報(ID・パスワード)やクレジットカード番号、クレジットカード有効期限、セキュリティコード、お支払い口座の口座番号下4桁、生年月日等を詐取するものです。また、詐取された認証情報や個人情報を利用し、不正に銀行口座預金が引き落とされるなどの被害に遭う可能性があります。
参考動画:フィッシング詐欺 手口紹介動画
クレジットカード会社をかたる偽のメールには、以下の内容が含まれていることが多く、このようなメッセージが含まれたメールが届いた場合は、メールから誘導されているWebページにアクセスしないよう注意してください。アクセスする場合はメール文面が正規のものであるかインターネットで検索し確認した上でアクセスするよう徹底してください。
- 第三者による不正使用の可能性がございますので、カードのご利用を一時的に停止させていただいている
- 第三者による不正使用を防止するモニタリングを行っています
- 残念ながら、あなたのアカウントを更新できませんでした
- お客様のアカウントで異常な行為が検出された
フィッシング詐欺被害防止のためのチェックポイント
メールやSMSで案内されたURLが正規URLかを確認する
メールやSMSメッセージ上のリンクはクリックせず、事前に登録しておいたブックマークから正規サイトへアクセスする。
SSL通信が提供されているかどうかをチェックする
個人情報(メールアドレスやクレジットカード番号など)を入力するページのアドレスバーに鍵マークが表示されない場合には、注意が必要です。