埼玉県物産観光協会は9日、新型コロナウイルスによる埼玉県内観光地への影響調査の結果を発表した。
この度、(一社)埼玉県物産観光協会(会長:松本邦義)は、埼玉みどころ旬感協議会(※)加盟市町村・観光協会(以下、「会員」という。)に対し、新型コロナウイルスによる県内観光地への影響調査を行い、結果が取りまとまったので公表します。(回答数:48件、回答率:53.9%)
○調査結果のポイントは以下のとおりです。
・主要観光スポットの5月の観光客数は対前年比70%以上減少が約6割
・主要観光スポットの直近1週間の観光客の戻りは、対前年比50%以上100%未満が約2割、50%未満が約3割
・夏休み(8月)には、会員の約6割が対前年比50%以上100%未満程度回復したいと回答
・シルバーウィーク(9月)には、会員の約5割が対前年比50%以上100%未満程度回復したいと回答
・今後3か月間は、近隣市町村から誘客したいとの回答が最も多く、次いで県内から集客したいとの回答が続いた(複数回答)
・約2割の会員が、独自の補助事業(宿泊補助やプレミアム商品券など)を行っていると回答
※埼玉みどころ旬感協議会
(一社)埼玉県物産観光協会の内部組織で、観光情報の集約や地域資源の磨き上げを行うことを目的に市町村・観光協会により組織されたものです。(現在89団体)