【データ】感染症対策「意識」は8割 ドライブに関するアンケート調査


 JAF(日本自動車連盟)は15日、昨年11月13日~12月31日に実施した「ドライブに関するアンケート調査」の結果をウェブサイトで公開した。新型コロナウイルス感染症拡大により移動手段が変わりつつある中、新しい生活様式におけるドライブの意識や状況について探った。その結果、車に乗る際に新型コロナウイルスの感染症対策を「意識している」人は約8割だった。

 外出する際には、引き続き感染対策が求められる今。2021年春までにドライブに行きたいか質問したところ、33.6%が「ドライブへ行きたいもしくは行く予定がある」と回答した=図表1。「ドライブへ行きたい気持ちはあるが未定」と回答した人は55.3%で、「ドライブへ行きたい」と思っている人はかなり多いことが分かった。

 また、「ドライブへ行きたいもしくは行く予定がある」と回答した人の割合が全体では33.6%に対して、20代のみでは45.6%と、特に若年層のドライブ意向が高いことがうかがえる。

 次に、ドライブで行きたい場所に関して調査した。「行きたい場所の混雑具合を気にするか」という質問では、全体の9割以上が「とても気にする(72.7%)」「まあ気にする(23.8%)」と回答=図表2。「気にしない」という人はわずか0.3%で、ほとんどの人が外出先の密を気にしていることが明らかになった。

 次に、車に乗る際に、新型コロナウイルスの感染症対策を意識するか質問したところ、「する(43.8%)」「まあする(35.7%)」を合わせて約8割の人が「意識している」と回答した=図表3。

 また、車に乗る際に感染対策を「する」もしくは「まあする」と回答した人に対して、実際にどのような対策を行っているか質問した。その結果、最も行われている対策は「ハンドルなどを拭いて消毒」だった=図表4。車の中は人の手が直接触れる箇所が多いため、消毒をしっかり行っているドライバーが多いと考えられる。他には「車の中でもマスクをつける」といった基本的な感染対策の徹底や、「他人を乗せる時は感染対策意識をチェックしている」など同乗者と協力して感染対策に取り組んでいる人も見受けられた。



 
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